不労所得 ってご存知ですか?

読んで字のごとく「労働せずに手に入れる所得」のことで、日ごろから「働きたくない」とか、いかに楽をしてお金を手に入れるか?を考えている私にとっては喉から手が出るほど欲しいものの1つです。

この不労所得、一部の大金持ちや資産家、ビジネスオーナーや先祖代々の大地主にしか実現不可能と考えられていましたが、実はそんなことはなく、私のような一般人でも努力次第では実現できます。

いったいどのような努力と行動を続ければ実現できるのか?

月10万円の不労所得を実現するための具体的なステップをまとめてみました。今日から実践し、一日も早く夢の不労所得生活を手に入れましょう。

月10万円の不労所得があったら生活はどう変わるか?

不労所得を実現したら生活がどのように変わるのか?はじめにイメージしておきたいと思います。月10万円の不労所得があるだけで、以下のような自由が手に入ります。

職業選択の自由

詐欺師や泥棒でもない限り、お金を手に入れるためには仕事に就いて働く必要があります。しかし、仕事をすると多くの場合、ストレスにさらされることになります。不労所得を手に入れることで、仕事から来るストレスの大部分を解消できます。

不労所得のおかげで「お金のために仕方なく嫌いな仕事を続ける」「お金(仕事)のために尊敬できない上司・先輩の言うことを聞く」「感染症のリスクがあってもお金(仕事)のために出勤する」といったことをしなくて済むようになります。生活するのに必要なお金が手に入るのに、わざわざストレスフルな仕事を続ける必要性は皆無ですからね。

無理して働かなくても良いというのは、とても魅力的です。

住む場所の自由

ほとんどの方は「お金を手に入れるために最適な場所」に住んでいるかと思います。会社で働いている方であれば「職場から毎日通勤できる範囲内」、さらには「収入で賄える家賃(住居費)の範囲内」のグレードの家に住んでいるはずです。居住できる地域や住める家のグレードは収入によって制限されているわけです。

ところが、月10万円の不労所得があったら、これらの制限を軽々と超えることが可能です。

職場から遠くて住居費が安い地域に住んでいる方であれば、多少住居費が高くなっても職場に近くて通勤に時間がかからない範囲に引っ越すことが可能になります。また、そもそも働くという選択肢を無くしまうことだって可能です。月10万円の不労所得があれば、物価や住居費の安い地方都市に住めば余裕で生活できます。

実際には月10万円の不労所得では住む場所の制限を完全になくすことはできませんが、タワーマンションの最上階など身の丈以上の住居を求めない限り、現状のほとんどの制限は無視できるレベルにまで制限解除できます。

時間的な自由

無理して働かなくても済むようになったり、家賃を気にして職場から遠く離れた場所に住んだりしなくても済むようになると、時間が大量に手に入ります。勤務時間や通勤時間を減らせるわけですから当然ですね。

時間が大量に余るということは、これまで時間的にできなかったことが新たにできるようになることを意味します。趣味に費やす時間を増やしたり、家族や恋人と一緒に過ごす時間を増やすことが出来たり、旅行を楽しんだり仕事のスキルアップのための勉強時間を確保できたりします。

結果的に人生の充実度は高まり、仕事に役立つ知識やスキルが磨けて収入アップにつなげられたりします。

 

このように、月10万円の不労所得があればこれまで我慢していたことを我慢する必要がなくなりますので、人生のクオリティがかなり高まるのは必然です。10万円でもこれだけの効果があるのですから、これが月20万、30万円と増えていったら…?想像するだけで楽しいですね!

毎月10万円の不労所得に必要な種銭は?

月10万円(=年間120万円)の不労所得を得るためには、それ相応の種銭が必要になります。

年間120万円を株式の配当金で得る場合、配当利回りが5%の場合だと約3000万円が必要です。日本の税制では配当金を受け取る際に約20%の税金がかかるので、年利5%だと実際に受け取れる金額は5分の1が没収されて年利4%相当に減ってしまうからです。

そのため、株の配当金で不労所得生活を実現したい場合は、まずは3000万円貯めるための行動をとってください。なお、3000万円貯めている間にも資産運用することで、実際には3000万円貯めないでもっと少ない金額でも月10万円の不労所得生活が手に入ります。

また、配当金の利回りが3%の金融商品を買う場合にはもっとたくさんの種銭が必要になりますし、もっと配当利回りの高い金融商品を買う場合には3000万円よりも少ない種銭でも実現できることを覚えておきましょう。あくまでも利回り5%(税引き後4%)というのは、現在の税制のもと、実現可能性の高い目標ということです。

月10万円の不労所得には他にも、株や投資をやらずに自分で事業を起こして(起業して)事業収入を得るという手もあります。ただし、こちらは一般人にはハードルが高いですし失敗するリスクも高いので、今回はおすすめしません

不労所得の種銭をいかにして確保するか?

次に、種銭をどうやって確保するか?です。

これには、

  1. 収入を増やす
  2. 資産運用する
  3. 節約・節税する

この3つを組み合わせる必要があります。

収入を増やす(副業、昇進、転職)

いまの収入のままコツコツと不労所得の種銭を貯めることもできますが、かなりの時間がかかります。時間を短縮するためには、収入アップが必要です。

手取りが月20万円あって毎月5万円ずつ種銭を貯めている人が、さらに毎月5万円の可処分所得(手取り)を増やすことができれば、一気に月10万円貯めることができます。これなら種銭が貯まるまでの期間が半分に短縮できます。

クラウドワークスBizseekで仕事を受注したり、せどり(転売)をして副収入を得たりして収入アップに努めましょう。今の仕事を頑張ったり資格を取得して昇進&収入アップを目指すのも1つの手です。転職に興味がある場合には、今よりももっと基本給の高い会社に転職するのもいいですね。いずれにせよ、何らかの行動をして「今よりも収入を増やす」ことが必要です。

転職や昇進は難易度が少し高いですが、クラウドワークスやBizseekにはデータ入力や買い物代行など簡単な仕事がたくさんあります。とりあえず登録しておき、週1回仕事をするだけでもかなりの差が付きますので、まだやってない方は今すぐ登録を済ませましょう。たくさんの仕事が発注されているので、あなたの得意分野の仕事が必ず1つは見つかります。

資産運用する(お金に働いてもらう)

副業や昇進、転職で収入を増やしつつ、お金に働いてもらうことで所得をさらに増やすことができます(資産運用)

先ほど不労所得に必要な種銭の話で「3000万円を貯めている間にも資産運用することで、実際には3000万円貯めずにもっと少ない金額でも月10万円の不労所得生活が手に入る」と書きましたが、まだ100万円しかもっていなかったとしても、その100万円で金融商品を買って年利5%で運用、もしくは配当金のある株式を買えば、1年後には100万円→105万円に増えます。

余ったお金をそのまま全額貯金するのではなく、その半分だけでも資産運用に回していけば、目標金額への到達をかなり早めることが可能です。月5万円ずつ貯金できるのであれば、全額貯金するのではなく積極的に株や投資信託を買っていきましょう。

高配当株を買う際には注意点があります。詳しくは、長期間持ち続けられる高配当株の6つの特徴と選び方。配当額だけで選ぶと後悔するかもを参考にしてください。

節約・節税する

収入を増やし、資産運用によってお金にも働いてもらいますが、それだけでは3000万円もの大金を確保するには不十分です。同時に出費を減らす必要があります。

出費を減らすと聞いて多くの人は「節約」を思い浮かべると思います。たしかに節約は大事ですし効果がありますが、節約してもたいした金額は増えません。多くの人がお金持ちになれない理由は「節約すればお金が貯まる」と勘違いしていることが原因の1つだと私は考えています。

実は節約するよりも効果的なのが「節税」です。税金は私達が気付かないうちに大量に徴収されており、納税額を低く抑えることができる節税こそがお金持ちへの近道になるのです。節税によりお財布から抜けていくお金を最小限に抑えることで、目標金額を確保するまでの道のりがさらに短くなります。

節税の方法にはいろいろありますが、一番手っ取り早いのがふるさと納税です。

あなたが応援したい自治体に納税することで、税金の還付・控除が受けられます。最終的な自己負担額は2,000円のみで肉や家電、消耗品などが手に入るわけですから、ふるさと納税しない意味が分かりません。生活防衛のためにも必ずやっておきましょう。

ふるさと納税は所得や家族構成によって納税できる上限額が変わるので、自分がいくらまで納税できるのかチェックしておきましょう。下記サイトにて上限額のシミュレーションができますし、購入できる商品(返礼品)も調べられます。

 

ふるさと納税以外の個人で出来る節税ノウハウについては【お金の勉強 初級編】お金に強い人ならみんな知ってる「重要な数字」10選【主に税金対策】にまとめてあるので、こちらもぜひご覧ください。特にiDeCo、つみたてNISAの項目は必読です。

収入アップ、資産運用、節約・節税によって雪だるま式にお金を増やしていき、種銭をためて夢の不労所得をゲットしましょう!

不労所得は簡単には手に入らない…だが、実現不可能ではない

今回の内容をまとめると、

  1. 月10万円の不労所得があれば、職業選択や住居、時間的な制約から解放され自由になれる
  2. 月10万円の不労所得を株式配当で得るためには、種銭が3000万円必要
  3. 収入アップ、資産運用、節約・節税をすることで、種銭をもっと少なくすることができたり、不労所得を実現するまでの期間を短縮できる

ということになります。

不労所得の実現には時間と努力が必要ですが、決して不可能なものではありません。正しいお金の知識を身に着けて、さらには時間を味方につけることで誰にだって不労所得を実現できます。諦めずに努力を続け、夢の不労所得ライフを手に入れましょう!

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