よく元旦や新年度の始まりに、その年の目標を立てると思います。私も中学校のころ冬休みの宿題で『新年の抱負』を書き初めで提出させられましたが、その頃の習慣が今でも残っています。
目標を立てるのはモチベーションをあげたり去年よりも成長するためにも必要なことだと思いますが、ただ闇雲に目標を立てても意味がありません。できれば
- 行動目標
- 成果目標
2つの種類に分けて目標を作り、まずは行動目標から達成するように頑張るのが良いです。
行動目標・成果目標の違い
行動目標と成果目標は何が違うのかご説明します。
まずは行動目標ですが、これは自分の行動次第で達成できる物事を目標にします。
たとえば
- 毎日腕立て伏せを100回する
- 毎週1時間のランニングをする
- 一日の摂取カロリーを3000に抑える
- 一日1記事ブログを書く
といったものです。
これらは自分が行動さえすれば達成できるものなので、意思が強かったり習慣化することが出来たりすればわりと簡単に達成できます。
成果目標は自分の行動だけではどうにもできない”成果”を目標にするものです。
たとえば
- 体脂肪率を8%以下にする
- 体重を10キロ落とす
- フルマラソンで3時間を切る
- ブログのアクセスを一日1万PV以上にする
といったものですね。これらの目標は運動したりブログを書いたりするだけでは達成できません。
目標達成に必要な行動を続けた結果としていずれは達成できるものもあるかもしれませんが、基本的には行動するだけでは不十分です。成果を得るためには行動するのは当たり前であり、それ以上の努力や創意工夫、データ分析などが求められます。
「ブログのアクセスを一日1万PV以上にする」のであれば、毎日ブログを書くだけでは不十分、行動するだけでは不十分です。
- アクセスが集まりやすいネタは何なのか?
- どんなキーワードを使って文章を書けばいいのか?
を理解する必要がありますし、検索エンジンからアクセスを集めるだけではなくSNSやYouTubeなど別の媒体からもアクセスを集める必要があるかもしれません。また、目標を達成できるのであれば、毎日ブログを書く必要がないかもしれません。
このように行動目標と成果目標は全然別のものになります。
まずは行動目標から達成する
冒頭にも書いたように、行動目標と成果目標では行動目標の方が簡単に達成できます。成果目標はレベルの高い努力や工夫、データ分析が必要であり、さらには”運”の要素も必要になるからです。だから目標を立てるのであれば行動目標と成果目標の2つに分け、まずは行動目標の方から達成した方が良いでしょう。
成果目標は行動目標を達成できるようになった後、さらに自分が成長したいときに使います。自分で決めた行動さえ出来ない人に、成果目標を達成するのは不可能です。
簡単なことで良いので、自己成長につながる行動・成果の2種類に分けて目標を立てましょう。