私は情報収集を目的として、またコミュニケーションを目的としてSNS(ツイッターとフェイスブック)を使っています。情報収集のためにブログを読むことも多いですが、知りたい情報をリアルタイムで集めたり気軽にコミュニケーションを取ったりするためにはSNSの方が便利です。
私はSNSでフォローしていた人をフォロー解除したり、新たにフォローする人を選ぶなど定期的なメンテナンスもやっているのですが、SNSが長続きする人とそうでない人の違いに気付きましたので今回はその違いをご紹介します。
SNSが長続きしない人
まずはSNSが長続きしない人、すぐにやめてしまう人ですが、圧倒的に「業者」「ビジネス目的で利用している人」は長続きしません。そもそもSNSはコミュニケーションツールなのでビジネス的な臭いがする人は敬遠される傾向があるらしいのですが、私の体感でもその傾向が感じられます。
- 自分のブログを宣伝するためツイッターをやっている
- セミナーの参加者やメールマガジンの読者を集める目的でフェイスブックをやっている
こういった人ほどフォローが増えにくいですし、すぐに消えていきます。
SNSがつまらなくて長続きしないのか?ビジネスが上手くいかないからSNSをやめてしまったのか?は不明ですが、とにかく業者やビジネス目的で利用しているような人は長くても2年、たいていは半年以内に更新が止まります。
ビジネス目的で利用しているか否かは、プロフィールや普段の投稿を見ていればすぐに分かります。職歴や今やっているビジネスの内容をプロフィールに書いている人、ブログのURLを頻繁に投稿している人はほぼ100%ビジネス目的の業者です。
SNSが長続きする人
反対にSNSが長続きする人ですが、日記感覚で投稿している人や他人のことをあまり考えずに利用している方は長続きする傾向にあります。
SNSでフォロワーを集めるコツは
- 有益な情報を発信すること
- 何の情報を発信しているのかが明確(対象者を明確にして情報発信する)なこと
らしく、自分のビジネスに誘導するために使っている人は投稿内容にも気を遣っているそうです。
しかしこういったことを一切考えず、コミュニケーション目的や日常のことをつぶやくような感覚で利用している人は長く続けられています。「SNS本来の使い方をしている人」は長続きするということですね。
フェイスブックならば「日記感覚でその日あったことを投稿している人」、ツイッターなら「いま思ったことを素直に投稿している人」。このような人たちはSNSの利用歴が長いです。そしてこういう人たちは利用歴が長いため周りの人から信頼されるようにもなり、フォロワーからの反応が良かったりフォロワーの数も多かったりします。もしもこういう人たちがSNSを自分のビジネスに活用し始めたら、もの凄い反応が起こるでしょうね。
SNS本来の使い方をすれば疲れないし楽しく利用できる
SNSは、他人とコミュニケーションを取りながら信頼を築くこと”も”できるツールです。
インターネットビジネスが拡大するようになってから、「SNSはビジネスに利用できる」「SNSを使うこと顧客からの反応が良い」といった情報が出回るようになりました。また、フォロワーの数や友達の数が多いと自己顕示欲や承認欲求を満たしてくれるため、【フォロワーを増やすノウハウ】のようなものまで出回っています。
これらに注目が集まりすぎたためにコミュニケーションツールというSNS本来の使い方が忘れ去られ、
- 投稿内容は有益な情報を発信する
- 何のアカウントなのかわかりやすくする
といった謎の思い込みを刷り込まれ、私の周りではSNSで疲弊する人が増えたような気がします。
しかしSNSは本来はもっと自由なのものであり、投稿内容に気を遣ったりする必要は皆無です。面白ければ続ければいいし、役に立たないと思えばいつでもやめることだってできます。暇な時だけ使って普段は使わないなど、使う頻度も自由です。
SNSが長続きする人・途中でやめてしまう人の違いを見て、SNS本来の使い方について思いを馳せました。