ツイッターでフォローしているポールさんが興味深い投資をしているようです。投資対象はまさかのキャンピングカー!

 

詳細はわかりませんけど、どうやら中古のキャンピングカーを貸し出してレンタル料で儲ける仕組みのようです。

やり方としては、

  1. 中古のキャンピングカーを安く購入
  2. 貸し出してレンタル収入を手に入れる

という単純なもの。

やっていることは不動産投資と同じです。購入→貸出しに使うものがマンションからキャンピングカーに変わっただけ。

とてもシンプルで好感がもてます。

投資というよりはビジネス

ポールさんのやっているキャンピングカー投資は「実態よりも価値が安いまま放置されているものを安値で購入し、値上がりしたときに売り抜けて利益を得る」というキャピタルゲイン型ではありません。不動産投資でいえば毎月の家賃収入を得るタイプの儲け方ですので、投資というよりは実際は「ビジネス」になります。

フェラーリや本数の少ないワインとは違ってキャンピングカーの値段が時間の経過とともに上昇するとは考えにくいですし、「日本中にキャンピングカーを置けばホテルがなくても泊まる場所に困らないし遊びに行くときもレンタカーを借りなくて済む!」とご本人がブログかツイッターに書いてたと思うので、あくまでもビジネスとして頑張るようです。

レンタルキャンピングカーは儲かるのか?

レンタルキャンピングカー事業は儲かるのでしょうか?

マイナーなビジネスになりますが、「レンタル キャンピングカー」で検索するとレンタルキャンピングカーのウェブサイトがいくつも出てきます。やっている人がいるってことは儲かるってことでしょう。

いつからなのかは知りませんが、いまは車で行くキャンプ(オートキャンプ)に限らず普通のキャンプも密かに人気です。キャンピングカーの需要もあるようなので、副業など収入源の1つとして挑戦してみる価値はありそうです。

一般的な不動産投資だと物件を購入するのにそれなりのお金が必要になります。最近では安いボロ屋を買ったあと自分でリフォームして貸し出す大家さんも増えていますが、それでもお金がかかる場合が多いですし立地や物件の状態を判断できる目利きも必要です。

キャンピングカーなら不動産投資よりは取り組みやすいように感じられます。

収益化までの計画

かなり甘く見積もっていますが、レンタルキャンピングカー事業での収益化モデルを考えてみました。

最初に200万円程度で中古のキャンピングカーを購入。小さい車両だと200万円以下でも出回っています。

車両を手に入れたら10万円程度で内装を修理したりバーベキュー用品などのキャンプセットを揃えます。これは無くてもOK。ただし「手ぶらでオートキャンプに行ける!」のをコンセプトにして貸し出すのであれば、ある程度のキャンプ用品を揃えておいて一緒に貸し出した方が借り手が増えるでしょう。

そして土日やハイシーズンには特別料金を課しながらガソリン代、清掃代金を別にして通常時1泊1万円程度で貸出します。車検や対人・対物保険、駐車場代、タイヤやオイルの交換費用がかかったとしても、これなら月15日の稼働(月15万円の収入)でも2年くらいで元が取れる計算です。

使わない時期は自分で住んでもいいですし国内旅行なら自由に移動できます。すでにやっている人がいますがキャンピングカーで全国を回りながらYouTubeで配信しても良いでしょう。まじめにやれば広告収入を得ることもできます。

貸し出すだけなら副業でも可能な範囲ですので、興味がある方はキャンピングカー投資(レンタルキャンピングカー事業)に挑戦してみてはいかがでしょうか?

人の行く裏に道あり花の山

普通の人が考え付くような方法で事業をやるとライバルが多すぎて失敗する可能性が高いですが、普通の人があまりやらないこと、やりたがらない方法でお金儲けを考えるとライバルが少なかったりノウハウが知れ渡ってないのでうまくいくことがあります。

ポールさんのように他人とは違った視点で「投資」の手法を編み出して、ライバルが少ない場所で密かに利益を狙う賢い投資家になりたいですね。

ポールさんは本も書いています。「天才の思考」を学ぶ教材としてどうぞ。