2018年後半から2019年にかけて注目される日本企業のうち、海外事業で売上を伸ばしている会社をピックアップしました。
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電気自動車(EV)関連
自動は市場は世界で250兆円規模とも言われています。
世界的な環境規制の強化の影響もあり、電気自動車の需要は続きます。
電機・電子部品
- 日本電産(6594)
- ルネサルエレクトロニクス(6723)
- TDK(6762)
- 太陽誘電(6976)
- 大泉製作所(6618)
電気自動車関連では、自動車メーカーよりも部品メーカーの方が好景気の状態です。
電子部品やケーブル、バッテリーなど、部品関連で売上が向上。株価上昇にも寄与しています。
自動車メーカー
- トヨタ自動車(7203)
- ホンダ(7267)
- 日野自動車(7205)
- 三菱自動車(7211)
- スズキ(7269)
日本の自動車メーカーはこれまでハイブリッド車が主流でしたが、昨年からは電気自動車に本格的に参入。販売台数を伸ばしています。
新車開発にも積極的なので、今後も高成長が見込まれます。
ロボット・AI関連
日本は働き方改革、人材不足により産業用ロボットや人工知能(AI)による省力化を図っていますが、成長著しい海外でも人手不足は注目テーマです。
機械・精密機器
- 日本精工(6471)
- ナブテスコ(6268)
- ダイフク(6383)
- 川崎重工業(7012)
- CYBERDYNE(7779)
工場内で製品の製作に使われる自動化ロボット、医療用のサービスロボットなど、海外での需要が見込める精密機器やロボットの生産で有名なメーカーです。
情報・通信
- グレイステクノロジー(6541)
- ミネベアミツミ(6479)
- ラック(3857)
- フェローテックホールディングス(6890)
- JIG-SAW(3914)
モノとインターネットをつなぐ情報通信機器はAIやロボットと相性が良く、今後生産される製品には必ずといっても良いほど実装されます。
海外新興国の成長、スマホなどの電子製品の需要増大が見込まれるため情報通信メーカーの需要も高まっています。
インフラ整備
経済発展が著しい海外の新興国では、道路や鉄道、水道や発電事業など、インフラの需要が高まります。
海外でのインフラ事業に強いメーカー、関連メーカーをご紹介します。
建設機械など
- ヤマシンフィルタ(6240)
- ブリヂストン(5108)
- コマツ(6301)
- クボタ(6326)
- 日立建機(6305)
新興国でのインフラ需要の他、アメリカでは老朽化したインフラ設備の更新需要が見込まれます。
建設機器の販売拡大が見込まれるので、押し目や暴落時には拾っておきたい銘柄です。
鉄鋼・化学など
- 信越化学工業(4063)
- 新日鉄住金(5401)
- 旭硝子(5201)
- 日本板硝子(5202)
- 栗田工業(6370)
インフラ需要が増大すれば、鉄骨や建材の需要も伸びます。
情報通信機器に使う光ファイバーケーブルの需要も見込まれており、鉄や非鉄金属、化学薬品の需要が高まっています。