バブル崩壊

好調だった株式市場が軟調になり崩壊していく・・・。

こんな【バブル崩壊】に至るまでの順序をご存知でしょうか?

先日こちら↓の記事を読んでみたところ「たしかにそうかもな。」と思い当たる部分があったので、次のバブルが崩壊するときのためにメモとして残しておきます。

www.globalmacroresearch.org

あ、ちなみに”今”のバブルはすでに崩壊を始めており手遅れでした。

なので次のバブル崩壊に備えた記録となります。

[:contents]

新興国の株価下落と通貨安

バブル崩壊のカウントダウンは新興国から資金が抜けるところから始まります。

リスクの大きなところからお金を逃がし、リスクの小さなところへと移動させるためです。

2018年の場合はトルコ通貨安がバブル崩壊の狼煙となりました。

発生と言うか、元々資金が抜けつつあったのが「手を施せないくらいまでヤバイ状況になってしまった」という感じです。

トルコリラ/円の為替レートも一気に円高・リラ安に振れ、スワップポイントを目当てにリラを保有していたFXトレーダー達が殲滅されました。

トルコリラ 円 為替
トルコリラ・円の週足チャート

トルコリラ以外にも、南アフリカランドやブラジルレアルなど、他の新興国通貨も軒並み価値が下落しています。

南アフリカランド 為替
南アフリカランド・円 週足チャート
ブラジルレアル 為替
ブラジルレアル・円 週足チャート

アメリカ以外の先進国株式(小型株)が下落

次にバブル崩壊の予兆となるのは、先進国のうちアメリカ以外の国の株式です。日本株はこの段階に当てはまります。

とくに日経平均株価などの指数に採用されていない、小型銘柄の下落が目立ち始めます

日経平均だけを見るとそれほど悪くないように見える状態でも、指数に採用されていない個別の銘柄では明らかな弱さを感じられるようになってくるわけです。

「指数採用の大型株」と「指数非採用の小型株」のは、NT倍率が1つの目安になります。

詳しい説明は省きますが、NT倍率が大きくなるほど指数採用銘柄と非採用銘柄の差が大きい状態だと解釈して構いません。

「指数採用銘柄では株価が大きく上昇しているのに、非採用銘柄では逆に下がっている」 もしくは、

「無名の小型銘柄は大型有名銘柄ほど株価が上がっていない」ときにNT倍率は高くなります。

2018年だとNT倍率が13.5倍を超えており、「行き過ぎ」が感じられます。指数に採用されている銘柄”だけ”が上昇し、水面下ではマイナーな銘柄の下落が始まっていたわけです。

NT倍率
NT倍率 月足

この次の段階では大型株も小型株も”みんな等しく”下落していき、最後はアメリカ株に魔の手が忍び寄ります。

アメリカ株が下落する

バブル崩壊のカウントダウン最終章は、アメリカ株の崩壊です。

ここから「終わりの始まり」になります。

世界中で最も力のあるアメリカ経済が崩壊したら、他の国の経済などひとたまりもありません。なすすべもなく崩れ落ちます。

NYダウの10年間の月足チャートを見るとまだそれほど危機感を感じられませんが、NASDAQやS&P500指数では明確に移動平均線を下回っており、さらに下へ下へと目指している様子が伺えます。

NYダウ チャート
NYダウ 月足チャート
NASDAQ
NASDAQ 月足チャート
S&P500指数 アメリカ
S&P500指数 月足チャート

後付けの説明にすぎない

以上のように、景気後退やバブル崩壊は

  1. 新興国から資金が抜けていく
  2. アメリカ以外の先進国株のうち、指数に採用されていないマイナーな銘柄が下落する
  3. アメリカ株が下落する

という順番で進んでいきます。

・・・と、このように説明してきたわけですが、結局のことろこれらはすべて「後付け」の説明でしかなく、あとから振り返ってみるとこうやって説明できるよね?という、もっともらしい仮説を立てているだけです。

しかしそれでも納得できる部分も多数あり、次にバブルと呼ばれるような大相場が到来した際には参考にできるので、バブル崩壊の順序は覚えておいて損はないかと思います。

市場ではアベノミクスの終了により、ここ数年で築いてきた資産を一気に減らしているがいるようです。

そういった方々は次のバブルに乗れたとき、せっかく築いた資産を減らしてしまわないように、今回の内容を参考にしてバブル崩壊の予兆がないか目を光らせてください。

参考リンク:

経済が不調の時期には防衛資産として”金”が人気化します。

普通に地金(金塊)を買うのも良いですが、プレミア価格を付けたいなら小判やアンティークコインの方が有利です。

下記記事では、なぜ金が有利なのか?どうやって選べばいいのか?といった基本的な情報がまとめてあります。資産運用に興味がある方は併せてどうぞ。

www.moneymics.com