景気後退局面に入り、日本株も全体的に下落基調になっています。
とくに今週は相場が急落しており、
- 個別銘柄で年初来安値を更新する銘柄が多発する
- 日経平均株価も年初来安値を更新。年足で陰線を付ける
- 日経平均先物が2万円割れ
など、波乱の状態です。



マザーズ先物なんて、昨日はサーキットブレイカーの発動寸前まで落ちました。
マザーズ先物「一時、サーキットブレイカー直前まで下落」
値幅下限 812
安値 813 (13:46) pic.twitter.com/BahXgBT5p7— にこそく(市況民) (@nicosokufx) 2018年12月20日
配当・優待目的の株は買値にこだわるべき
株価が下がりまくって大バーゲンセール!欲しかった銘柄を買うチャンスとも言えますね。
当サイトでは株主優待銘柄や高配当銘柄をいくつかご紹介しており自分でも買ってきましたが、この急落局面で”とあること”に気付きました。
それは、「買値にはもっとこだわるべきだったなあ…できれば年初来安値まで待つべきだったなあ…」ということです。
当たり前のことですが、配当金額や優待内容が同じなのであれば、株価が安いときに買えた方がそれだけ配当利回りも優待の利回りも高くなります。
買値が安い方がそれだけ必要な資金も減るので、余裕資金で他の銘柄を買うこともできます。景気が悪くなって株価が下がった時でも、金額的なダメージを減らせます。
とにかく買値は安い方が良いわけです。
いくら優待内容が魅力的だったとしても、できるだけ安い株価で買えるに越したことはありません。
どんなに素晴らしい優待を出していたとしても、また配当利回りが市場平均よりも高かったとしても、飛びつき買いをしたり「これくらいまで下がれば十分」という程度の株価では買うべきではないと感じました。
もしも買うのであれば検討に検討を重ね、買値には徹底的にこだわるべきです。
「一生付き合うつもりで買った優待銘柄」とか、ウォーレン・バフェットのように「生涯保有し続ける」つもりで買う場合は、なおさら買値にこだわらなければなりません。
そうしないと私のように「生涯保有するつもり」で買った優待株でさえ、含み損に耐えられなくなって売ることになります。
たとえ納得できる株価になるまで数年間待つことになったとしても、優待株・高配当株を買うときの株価には徹底的にこだわった方が良いと実感しました。
優待株を買うタイミングとは?
買値には徹底的にこだわるべし!と言われても、「さすがに数年は待てない」という方もいるかと思います。
そういう方は年初来安値になったタイミングが買う時の目安になります。
各証券会社には事前に設定した株価に達するとメールで通知してくれる「株価アラート」という機能があるので、欲しい銘柄が今年一番の安値を更新する値段とか、納得できる株価に達した時にお知らせしてくれるように設定しておくといいです。
相場が暴落したタイミングで大量に届くので全部は買えないかもしれません。また、暴落の最中は怖くて買い向かえないかもしれませんが、1つの目安になりますし自動的に知らせてくれるので普段は忘れてほったらかしにすることもできます。

トレンドが下落方向に向かった際、「なんであんなに高値で買ってしまったんだろう…」と後悔したくない方は、
- 年初来安値
- アラートメール
をぜひ活用してください。
以上!含み損を抱えた優待凍死家からのメッセージでした!