中長期を見据えた株式投資では、勉強をしておけば勝てる確率が上がります。これは運よりも実力が試されるからです。
理論やテクニックを学び、どうすれば勝てるかを勉強しておくことが中長期では役に立つわけです。学ぶことは多岐にわたりますが、学んでいない人よりも勝てるようになります。
ここではそんな中長期的に株式投資をするときの勉強法を解説していきます。
本を読んで学ぶ
株式投資の勉強法としてスタンダードなものが、本を読んで学ぶというものです。
株式投資を始めるときには本を買って読んだことがあるという人は多いでしょう。たくさん読めばそれだけ効果が出ます。
本を読むだけですので、時間や場所を選びません。そのため時間さえあればいくらでも勉強できます。
移動時間に勉強することもできますし、ちょっとしたスキマ時間にも勉強できます。
個人的には中長期の株式投資を勉強する方法として、一番効果がある方法だと思っています。勉強する素材は多いですし、色々な投資方法が学べるからです。
また、本であれば多種多様の理論やテクニックが学べますが、その中から自分に合うものを見つけることもできます。投資についての勉強法としてハードルが低いのが本を読んで学ぶことのメリットです。
本を買って読み始めるだけで、勉強をすることができます。手軽にできるにも関わらず、決して内容は浅くありません。
このように、本を読む勉強方法は安く、簡単にできるのがメリットです。
勉強に使える本には書籍だけでなく雑誌も含まれるので、株に関する本や雑誌には一通り目を通しておくと良いです。
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実践から学ぶ勉強法
株式投資の勉強法として大事なのが実践から学ぶ方法です。実際に投資をして学ぶことで色々なことが学べます。
ただし、勉強をするときには少額の投資で十分です。大きな投資をするのはある程度知識を付けてからでないと、失敗したときのリスクが大きすぎます。
実践する前段階として、シミュレーションを活用する方法も効果的です。お金を使わないシミュレーションを活用して、株式投資をしてみます。あくまでもシミュレーションですので実践ほどの効果はありませんが、勉強にはなるでしょう。
実際プロトレーダーの「むらやん」さんは、「買ったつもり」になって何カ月も本気でシミュレーションをしてから本番の投資をしたそうです。
シミュレーションで学んだら、次にお金を使って実践します。このときに気を付けるのが、学んできた投資方法で実践することです。それまでに培ってきた理論やテクニックを使って、どれが役に立つのかを確認するわけですね。
効果がある手法の確認作業をする感覚で実践してみると見えてくるものがあります。
それが、それぞれの手法のメリットやデメリットです。
例えば、「この相場では使えるけどこの相場では使えない」などの実践経験が手に入ります。その経験は他の勉強法では手に入らないものです。机上の空論ばかり知っていても意味がないですからね。
セミナーや塾などで学ぶ
株式投資を学ぶために有料・無料のセミナーや塾などが開催されています。
ただし、これらの勉強法は自分に合う投資スタイルを探すのに苦労します。
例えば中長期の投資を学ぶ時には、中長期向けのセミナーを探す必要があります。中長期セミナーが見つかったとしても、投資理論が自分には合わないということも考えられます。どのような手法や理論を学べて、どのようになれるのかをセミナーを受ける前から知っておくことが大事です。
そんなセミナーや塾ですが、ぴったりのものが見つかれば効果は高いでしょう。具体的で実践的な内容が詰まっているからです。
特に最新の理論やテクニックであれば、他では学ぶことができないものかもしれません。その点を考えると、セミナーに参加することは有意義な勉強法です。
また、セミナーや塾では勉強するだけではなく仲間ができます。その仲間から学ぶことも多いでしょう。
セミナーに参加することは、そのような副次的なメリットもあります。
セミナーの注意点
セミナーを受ける際には、
- 講師がどこからお金をもらっているのか?
- なんのためにセミナーを開いているのか?
を申し込む際の判断材料にしておくといいです。
- 証券会社がバックに付いている人
- 自分の本の宣伝や情報商材の販売のためにセミナーを開いている人
など色々います。
できるだけ利害関係のない人や客観的な事実のみを教えてくれる人から学ばないと、情報商材屋や証券会社、悪質なセミナー屋のカモにされます。
しかも全く役に立たない情報を得るために、お金と時間を無駄にすることにもなりかねません。
メンター(師匠)から教えてもらう勉強法
勉強法としてメンター(師匠)から教えてもらうという方法もあります。
実績を出している人に直接教えてもらえるなら、こんなに心強いことはありません。
しかも教えてもらえる内容は、成功しているメンターの経験を基にした知識になります。成功している知識ですので役に立たないはずがありません。
また、メンターは出し惜しみなく教えてくれますので他では手に入らない情報が含まれていることもあるでしょう。メンターがいるのであれば他の勉強法とは違った意味で貴重です。メンターの時間が許す限り、あらゆることを教えてもらいましょう。
株式投資をするときに役立つ勉強法のまとめ
投資の勉強方として
- 本
- 実践(シミュレーション)
- セミナー・塾
- 人から直接教えてもらう(師匠)
をご紹介しました。
それぞれに一長一短がありますが、投資初心者の方やあまり勉強のためにお金を出せない方は本で勉強するのが一番良いです。
1,000円~数千円程度で一流の知識を学べますし、何度も読み返すことができます。知識への投資としては安い方なので、まずは書籍で勉強しましょう。
私もよく本を読んで勉強していますし、成果も出ています。あなたもぜひたくさんの本を読んで、株式投資の知識を吸収してください。