ウォーレン・バフェット、本多静六、ベンジャミン・グレアム、ジム・ロジャーズ、ジョージ・ソロス、村上世彰など、有名な投資家には男性がとても多いです。
では男性と女性で比べたとき「男性の方が投資が向いているのか?」と言うと、必ずしもそうとは言い切れません。
今回は男性と女性、どちらが投資に向いているのか?についてです。
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投資は女性の方が向いている
男性と女性を比べた時では、女性の方が投資には向いているというのが私の意見です。
その最大の理由は、女性の方が”ルールを守り続けることができる”と考えられるからです。
投資では何よりもルールが大事です。
自分の考え・意見よりも、ルールや原理・原則の方を大事にしなければ利益を出し続けることはできません。
つまり、ルールを守れる人ほど投資には向いているということです。
そういう意味で、男性よりも女性の方が投資には向いていると考えられます。
というのも、男性にはチャレンジ精神を持っている人が多く、また刺激がないと自ら刺激を求めて無謀なことや今までとは違ったことを始めたくなる人が多いからです。
男性は生まれつき、何か新しいことに挑戦したり多少無茶だと感じるようなことでも挑戦したくなってしまう性質を持っています。
一例として、水難事故に遭う人の性別を調べると女性よりも男性の方が圧倒的に多いというデータがあるそうです。
これはただ単に男性の方が水辺に近づくことが多いからというだけではなく、高いところから水に飛び込んだり危険なことに挑戦したくなる性格の人が多いからだと考えられます。
この性格が投資の時に出てしまうとマイナスに働きます。
これまでうまくいっていた投資手法を守れず途中で変えたくなってしまったり、新しい投資手法を試したくなってしまったり、トレードを退屈に感じてしまい刺激を求めて無茶なトレードを始めてしまったりするからです。
こういったチャレンジ精神や刺激を求める性格は、新たな投資手法を開発したり様々な視点から投資判断をする際にはプラスに働くこともあります。
しかし、ほとんどの方の場合はマイナスに働いてしまいます。
そのため、投資は男性よりも女性の方が向いていると考えられます。
ミセスワタナベ
FXでは「ミセスワタナベ」という言葉があり、日本の女性トレーダー、とくに在宅の主婦が相場を動かしているという意味です。
これはただ単に在宅の主婦がたくさんのお金(あるいはヘソクリ)を持っているという意味だけではなく、男性よりも女性の方が投資に向いているという意味にも解釈することができます。
もちろん日本では男性の主夫が少ないため、主夫(男性)が増えれば状況が変わるのかもしれません。
しかし私個人の意見としては、やはり男性よりも女性の方が投資には向いているのではないかと考えます。
投資は本能的にも女性向き
人類の歴史から見ても男性と女性には違いがあります。
男性は狩りに出かけてどんどん危険なことにチャレンジして、刺激的な環境で生き抜く生活を長い間してきました。
女性は反対に、家にいて子供や家族を守ることに特化して生きてきました。
こういった本能的な部分が投資にも現れており、
- 男性はどんどんいろんなことにチャレンジして、刺激的なトレードを求める
- 女性は守ることを重視してあまり無茶はせず堅実な方法でコツコツと資産を増やしていく
このような違いがあります。
以上のことから男性と女性どちらが投資に向いているのかは、
男性よりも女性の方が投資には向いている
というのが私の意見です。
なぜ女性投資家は少ないのか?
男性よりも女性の方が投資には向いている傾向にあるのに、なぜ女性投資家は少ないのか?あるいは、有名な女性投資家が誕生しないのはなぜなのか?についても触れておきます。
女性投資家が少ない理由としては、
- そもそも投資はリスクのある行為なので、守りを重視する女性にとって興味の対象ではない
- 経済に興味がない
- チャートや数字に興味がない、苦手意識がある
といったことが考えられます。
女性が投資をはじめればきっとうまくいくのに、本人たちは投資に興味がないので実際に始める女性が少なく、有名な投資家も出てこないというわけです。
FXのミセスワタナベのような例もありますが、株式投資では株主優待を楽しみに投資する人くらいしかおらず、一気に資産を増やしたり有名になるような女性は少ないのが現状です。
投資をするなら男性は特に気を付けろ!
私は男性なので、自分では意識してませんが刺激を求めたり無茶な投資を好む傾向にあるのかもしれません。
このような性格は自分ではわからないので、性別の違いも意識したうえで投資では気をつけたいと思います。男性は刺激を求めて無茶なトレードをしやすいので、特に注意です。