アメリカ株に投資している有名な方に「バフェット太郎」という方がいます。

本も出版されていて、けっこう有名な方です。私もよくブログを見に行っています。

そのバフェット太郎さんですが、最近の地合いの悪さとタバコ規制により資産に大ダメージを受けてしまったようです。

バフェット太郎さんといえば「クソダサい投資家」というフレーズを頻繁に使っており、最近もAmazonやアップルなどのグロース株と呼ばれる銘柄を買っていた人たちをそれとなくバカにしていました。

そんなバフェット太郎さんもいざ自分のポートフォリオが被弾するとあまり強気に出ることができず、ションボリしているようです。翌日には元に戻ってたけど(笑)

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投資に失敗は付きもの

どんなに投資が上手な人でも、またどれだけ短期間で資産を倍増させている人でも、すべての投資で成功するというのは不可能です。

ときには資産を減らしてしまうこともあるし、どこからどう見ても”大失敗”と呼べるような取引をしてしまうことだってあります。

不動産バブルやITバブルの時代のように、本人の実力とは関係なく「たまたま相場環境が良かっただけ」で資産を増やせることだってあるでしょう。

そう考えると、自分の資産が順調に増えていたとしても他人の失敗を笑うことはできないし、天狗になったり調子に乗ったりすることもできないな…と感じました。

それに今回のような暴落時には、一部の銘柄だけではなくすべての銘柄が被害を受けます。

今回はハイテク株やグロース株ばかりでポートフォリオを構成していた人が真っ先に被害を受けましたが、その後はディフェンシブ銘柄や不況に強いと言われる銘柄もことごとく下がっています。

被害を受けるのが早かったか遅かったかだけなので、他人の保有銘柄が被害を受けていたとしても次は自分の番かもしれないので笑ったりバカにしたりしている場合じゃないよな…と感じました。

成功した理由、失敗した理由を明確にする

アップルやAmazonといったアメリカのグロース株の場合は相場環境の後押しもあって株価が上昇していきましたが、業績から成長の伸び悩みが感じられた時には今年のように売られまくってガクンっ!と下がることもあります。

下落し始めたところで売り抜けたり、あるいは別の大化け成長株に乗り換えるなどすれば損害を減らせたかもしれません。

これはバフェット太郎さんも同じで、これまでは定期的に高配当株を買い続けることで資産を増やせましたが、これまでうまくいっていたのは実は”たまたま”だったのかもしれません。

現在通用している手法が永遠に通用するとは限らないので、相場に合わせてやり方を変えたり勉強したりして常に成長し続ける姿勢が大事ですね。

実際のところ投資は運の要素も強いので、うまくいったときには「なぜうまくいったのか?」を明確にすることが大事です。成功した理由が分かれば他の取引でも再現できるかもしれませんから。

失敗したときも「なぜ失敗したのか?」を明らかにすることで、次からは同じ失敗をしなくて済むようになるかもしれません。

成功トレードの再現性を高めたり失敗トレードの回数を減らしたりするためには、トレード日記(記録)を付けるのがおすすめです。

www.moneymics.com

私も他の投資家の失敗を馬鹿にしたりせず、また自分の投資の成績が良くても慢心したりせず、淡々と取引を続けていきたいです。