携帯キャリアでお馴染みの「ソフトバンク」がIPO(新規上場)するということで話題になっています。

ソフトバンクのIPOは複数の証券会社から申し込むことができますが、今回はSBI証券でIPOに申し込む手順を解説しました。

まだ申し込み期間ではないため手続きできませんが、12月3日~ブックビル(申し込み)期間になりますので、ソフトバンクのIPOに興味がある方は予習しておきましょう。

ソフトバンク IPO

SBI証券にログイン、IPOページへ

IPOに申し込む手順を解説します。

まず初めにSBI証券のホームページからログインし、画面を下の方へとスクロールしてください。

左端の方に「IPO(新規上場)PO(公募増資・売り出し)」という部分があるので、赤枠内の好きな銘柄名へと進みます。

IPO SBI証券

実施中のIPOの一覧画面に移動します。

この中からソフトバンクなど申し込みたい企業の名前を見つけてください。

現時点ではまだソフトバンクの申し込みがスタートしていないため、今回は便宜上グッドライフカンパニーでの申し込み手順を解説します。12月3日~7日の間は同様の手順でソフトバンクのIPOに申し込めます。

目当ての企業を見つけたら、

  • 目論見書
  • HP(ホームページ)

でこれから新規上場する企業の事業内容や財務状況、取引先などを確認しておきましょう。

特に問題なさそうであれば、【申込】へと進みます。

グッドライフカンパニー IPO 手順

その後、下の画像のようなページに進みますので、

  • 申込株数
  • 申込価格
  • チャレンジポイントの使用有無

を入力します。

IPO 申込

・申込株数

100株単位で申し込むことが可能です。

500株などたくさん申し込んだ場合は、あとで抽選した際に100株だけ当選するなど一部だけが当選する可能性があります(人気がない場合は全株当選する可能性あり)。

基本は100株だけでいいので、「100」と入力しておきます。

SBI証券でNISA口座を開設している方で、NISA枠(年間120万円分)がまだ残っている場合はNISA預かりでも申し込むことができます。

・価格

申込価格は自分で決められます。

「仮条件」の欄に申し込める価格帯が記載されているので、この価格の範囲内で申し込みます。

なお、通常はIPOはなるべく高い値段で申し込むものなので、仮条件に記載された価格帯のうち上限の価格で申し込むことになります。

IPO 仮条件

「ストライクプライス」にチェックを入れると自動的に上限価格での申し込みとなります。

IPO ストライクプライス

ソフトバンクについては価格が1,500円と指定されていますので、今回ソフトバンクに限っては1500円のみでの申し込みとなります。

・IPOチャレンジポイント

SBI証券ではIPOチャレンジポイントが設定されており、抽選申込に落選すると1ポイントずつ加算されていきます。当選した場合にはチャレンジポイントは付きません。

たまったチャレンジポイントは、次回、他のIPO実施時に使用することで当選確率を高めることができます

100ポイントくらい貯めて一気に使用すれば、ソフトバンクのような人気のIPOでも当選できると言われています。

しかし100ポイントためるためには100回申し込んで落選しなければならないので、すべてのIPOに申し込んだとしても1年くらいかかります。

必要事項を入力し終えたら取引パスワードを入力して、申し込み確認画面に進んでください。

IPO 申し込み確認 SBI証券

内容を確認し「申込」。

IPO 申込確認

申込が完了しました。

あとは数日後に行われる抽選を待ち、当選・落選が決まります。

IPO 申込完了

購入意思の確認

もしも当選した場合は、購入意思の確認が行われます。

「申込をしたけど、やっぱり買うのはや~めた!」というのもアリですので、チャレンジポイントを貯めるためにもIPOにはできるだけたくさん申し込んでおきましょう。

当選・落選の結果は最初の方でご説明した「IPO(新規上場)PO(公募増資・売り出し)」の一覧画面から確認できます。

IPO 落選

私が以前申し込んだ分は落選してますね・・・。

IPOチャレンジポイントが貯まるので落選しても少しだけ嬉しいです。

IPO申込の取消し

申し込み後、途中で辞めたくなった場合は取消しもできます。

IPO申込 取消

IPOは当選しても落選しても実際に買うかどうかはあとから決めることができるので、取消手続きはとくに必要無いかと思います。

SBI証券の場合は落選するとチャレンジポイントもためられるので、基本的には手当たり次第に申し込んでおけばOKです。

年末はIPO祭り

IPO(新規上場)は一年中やっていますが、毎年年末になると特にIPOの数が増えます。一日で2,3社上場することもあり、資金が分散されて人気のない案件に申し込むと元本を割り込む(損失)こともあるので注意が必要です。

一般的なIPOの必勝法や当選確率の高め方は下記記事にまとめましたので、初めてIPOに参加する方はこちらも目を通してみてください。

ローリスク・ハイリターン!? IPO投資の仕組みと特徴、コツと個人投資家に人気な理由