IPO投資 換金売り

 

年末恒例のIPO(新規上場)のシーズンになりました。

今年はソフトバンクが新規上場することもあり、個人投資家の間では盛り上がりを見せています。

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IPOが連日のように続くと、どうしても投資用の資金が必要になってきます。

抽選・当選後に証券口座に入金すれば良い場合もありますが、基本的にはIPO用の買付資金は事前に確保しておく必要があるからです。

 

こういう場合「どうしても申し込みたいIPO案件がある」という人は、保有株を売ってでも投資資金を確保しようとしてきます

そのため、大型IPOや人気IPOの申し込み時期や、年末のようにIPOが連続するような時期には”換金売り”が発生しがちです。

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IPO資金確保ための”換金売り”が出やすい銘柄

日経CNBCによると、今年の換金売りが出やすい銘柄は以下のような銘柄だそうです。

 

 

たしかに

  • 高配当
  • 大型
  • 有名企業

でなおかつNISA預かりをしている銘柄は、個人投資家に人気があるため株主になっている人がたくさんいます。

そして「IPO用の資金確保のために一旦売る」といった換金売りも出やすそうです。

 

  1. みずほ銀行
  2. すかいらーくホールディングス
  3. 日産自動車
  4. イオン
  5. JT(日本たばこ産業)
  6. 三井物産
  7. キャノン
  8. トヨタ自動車
  9. オリックス
  10. 三菱UFJ銀行

の中には私が保有している銘柄もありますし、かつて保有していた銘柄もあります。

こういった個人投資家が買いやすくて目を引きやすい銘柄が、IPO相場では換金売りされやすいんですね。

 

IPOの当選確率はそれほど高くないので、IPOのためだけに今持っている株を売って現金を確保する必要性を個人的にはあまり感じません。

ですが、「IPOのためだけに保有株を売る人がいる」という考え方があるのを知っておくことは、今後の株取引に役立ちそうだと感じました。

 

大型IPO前は普段と違う値動きをするかも

今年の年末はソフトバンクが注目を集めていますが、来年も個人投資家たちの注目を集める人気銘柄が新規上場すると思います。

その時には今回ご紹介した

  • NISA口座の預かり資産上位
  • 高配当
  • 大型
  • 有名

な銘柄では換金売りが出やすくなるかもしれません。

これらの銘柄を狙っている方は、換金売りが出て株価が下落するタイミングが買い漁るチャンスになります。

普段とは違う値動きをすることもあるので、注意深くチェックしておくのが良さそうです。

 

参考リンク:

これからIPO投資を始める方は、下記記事が参考になります。投資初心者の方でも取り組みやすいので、ぜひコツを掴んでみてください。

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