コロプラ 配当金 入金

ゲーム銘柄の【コロプラ(3668)】から配当金が入金されていました。

今年は記念配当5円が追加!

コロプラの配当金は通常であれば1株当たり12円なのですが、今年は創業10周年ということで記念配当5円が加わって1株当たり合計17円です。

コロプラ 記念配当 10周年

私は100株保有していたため1,700円が入金。税金が引かれて少し減りましたが、それでも私にとっては嬉しい金額です。

コロプラ 配当金 入金

コロプラの配当金利回り、権利確定日

コロプラは現在の株価が800円程度なので、配当金利回りは通常時(12円)であれば1.5%。今回は記念配が加わるため、今の株価で計算した場合だと2.1%の利回りになります。

私は株価が1,000円くらいの時に買ったため、実際の利回りは記念配当も込みで1.7%なんですけどね・・・。

権利確定日は毎年9月末日の1回のみ。

株主優待制度はありません。

コロプラを買った理由と不安材料

コロプラは主力商品「白猫プロジェクト」の仕様について任天堂と特許侵害訴訟をしていますが、この訴訟のニュースが流れた時にコロプラ株を買いました。

訴訟内容はコロプラにとっては悪材料で、訴訟の発表翌日には「窓」が空くほど急落しています。

ちょうど2018年1月にある1200円~1050円くらいの間にある空白の領域ですね。

コロプラ 株価 チャート
コロプラ(3668)の株価チャート

この”窓”についてですが、投資の世界には「埋めない窓はない」という言葉があるため、「窓を埋めるためにいずれは1200円まで株価が上がるだろう」と安易に考えて買ってしまいました。

見てのとおり、私が買った1,000円くらいの位置から株価は下がり続け、最安値では650円くらいまで下落しています。現在も”窓”は全然埋まっていません。

あれ?窓は埋まるんじゃなかったのか??

任天堂との訴訟により、コロプラの株主は皆殺しにされました。

訴訟発表当時は「殺(ころ)プラ」なんて言われていましたね。ハハハ…。

そんなコロプラですが、実はすでに売却済みです。

今年の実現損益が全体ではプラスだったため、悩んだ末に手放すことにしました。

よく見ると私が売った「そこが底」だった可能性がありますね。

そこが底 最安値

最近の暴落で年初来安値になる銘柄が頻出している中でもそれほど株価が落ちていないところを見ると、コロプラは実は優秀な銘柄だったのかもしれません。

売らずに持ち続けていれば、まだ埋めていない”窓”もちゃんと埋めたのかも…なんてことを考えてしまいます。

配当金のお知らせと一緒に届いたパンフレットを見ると、スマホ向けのゲームを出したりVRゲームを出したりしていて景気が良さそうにも見えます。

実際は先ほども書いたように任天堂と訴訟をしており、

  • 敗訴が確定すれば高額の損害賠償が請求される可能性がある
  • 主力商品の「白猫プロジェクト」が配信できなくなる

という爆弾を抱えているんですけどね。お先真っ暗…。

また、2019年の業績予想も非開示にしています。

他の会社の過去の例を見ると業績非開示は「ヤバイことになっているフラグ」なので、やっぱり売って良かったのかもしれません。売るのが遅すぎたけど。

白猫の訴訟もコロプラ側では”まるで無かったこと”のように扱われていますが、水面下では裁判の審理が続いており楽観視できる状況ではありません。

今はまだ持ちこたえてはいますが、今後どうなるかは不明です。

まとめ

今回は配当金入金報告と見せかけてコロプラ(3668)で被弾した報告になりました。

業績の雲行きが怪しい銘柄や訴訟を抱えている銘柄は、たとえ”窓”を空けるほど急落していても買うべきではありません。「落ちるナイフ」です。手を出すと大ケガをします。

落ち切って床に突き刺さるのが確認できるまでは、コロプラのような爆弾銘柄には触らないのが無難だと思い知りました。

参考リンク:

爆弾を抱えている銘柄の例として、最近では日産が記憶に新しいです。

日産の会長が逮捕されたときも株価が急落しました。

www.moneymics.com